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NO1641 原発は危険なもの(33)

隅田川沿いの桜 16日(土)曇りのち晴。今朝の地元紙・新潟日報は先日の私の主張をそのまま社説に掲げた。「なぜ結束して対処できぬ」と題し、「退陣論浮上はいかにも政局的動きに見える。『首相を代えればこうなる』という見取り図が不明だ」今そんな時間はないと。

「国難ともいえる危機に当たって、与野党が結束して立ち向かう気配が感じられないのは残念だ。今政治がなすべきは原発危機の収束と震災からの復興をおいてほかにあるまい」小沢元代表に「岩手の被災者は貴方の復権より被災者のために何ができるかを考えよ」と。

 小沢氏は私より一年先輩で、60年代後半の同じ空気を東京で吸ったはずである。それほどに国のリーダーシップを言うなら、なぜ今まで身辺を清潔にして今日の危機を救う環境を整えてこなかったのかと言いたい。今求められるのは具体的提言だ。出来はしまい。

スカイツリーと桜 前号で提起した戦後の日本人の価値観を再点検してみたい。今になって誇るわけではないが、私は物心ついて以来、ただ「欧米に追い付き追い越せ」の風潮に違和感を感じ続けてきた。それは正しかったと今確信できる。新幹線や高速道路より上下水道や社会保障が先ではないのかが私の主張だった。

 欧米も日本と同じ道を辿りながら、途中でドイツのように「効率主義への疑問」や「労働の人間化」の必要性に気付き、政策の修正を成し遂げてきた。日本は頑としてそれを退け、経済成長至上主義を貫いてきた。残念ながら今なおそれは正しかったというのが日本の大勢である。

 退職して世界を旅してみて、気付いたことがたくさんある。先日石原都知事が自動販売機をやり玉にあげたが、あれだけは彼に賛成だ。それに対し蓮坊消費者相は企業利益を挙げて反論していたが、世界どこの国に行ってもあんな無駄遣いを許している国はない。便利だというだけで許されるのか。

スカイツリーと桜 そもそも憲法にある「公共の福祉」という言葉を戦後の政府は国民の権利の制限の口実にしか使ってこなかった。自販機やネオンサイン、醜い看板は公共の福祉違反ではないのか。街の美観や安全こそ「公共の福祉」とだと考える私の考えは間違っていようか。

 欧米を旅して、特に欧州の古い街並みを美しいと感じない人はあるまい。ビルの高さや壁の色、道路の広さやベランダの花飾りまで規制するのを市民は「財産権の侵害」などと野暮なことは言わないのだ。醜い街は日本以外には植民地にした韓国・台湾だけかも。

 自販機は電力の無駄だけではなく、地震の際の脅威になっていることも指摘されている。そればかりか、あの中にあるアルミ缶の容器製造が相当な電力を消費することが問題になっており、ドイツではスチール、アルミ缶から詰め替え式の瓶への切り替えが進んでいる。

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