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NO1647 原発は危険なもの(39)

桜とチューリップ
桜とチューリップ 22日(金)晴。6年ぶりの本格的な日本の春に改めて桜を見直している。毎日自転車で走り回り、桜を愛でている。今日は義母を連れ、堀部安兵衛出身の新発田城(新発田藩10万石)の桜を愛でた。安兵衛は父が新発田藩士、母が藩主の血を引く出自である。

20キロ圏封鎖「警戒区域」設定や東電社員年収2割削減、リストラのニュースは実に悲しいし、情けない。私は東電に恨みがあるわけではない。山の中からたくさんの教え子を東電に就職させた。問題は日本の電力会社の親方日の丸の企業体質にある。

 先日も書いたが、先ず企業の社会的責任を果たすよう求めたい。内部留保の問題は東電だけではない。07年の数字だが、トヨタは11兆411億円、本田技研5兆6908億円、東電は3位の4兆890億円、NTTドコモも3兆67730億円、8位に関西電力の2兆5330億円。

万代橋の美観
万代橋の美観 課税対象にもならないこうした余剰金を今日の非常事態になっても吐き出させる手立てがないのはどう考えてもおかしいではないか。遅まきながら、脱原発の動きが広がっているのは嬉しい。ソフトバンクの孫社長、有志の国会議員による研究会も立ち上がる方向だ。

 元鉄鋼メーカーで92年まで放射性物質関係の研究開発をして、福島第一原発にある使用済み燃料の乾式貯蔵施設の設計を手掛けた飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所)は今「エネルギーシフト」という提言を行っている。なぜ原発から離れたのかとの問いに、次のように答えた。

「電力会社と原発メーカーと中央省庁などがつくる「原子力ムラ」に貢献し続ける人生がむなしくなったからです」と。「世の中の人々は『原子力は避けたい』と思っているが、『やはり必要』という刷り込みに影響されている」とし、50年までにシフトは可能だと提言している。

柳都大橋と朱鷺メッセ
柳都大橋と朱鷺メッセ 飯田氏の見通しによれば、現行で10%程度の自然エネルギーの割合を20年までに30%、50年には100%に挙げることは可能だと。内訳は水力、太陽光、風力、バイオマス、地熱を挙げている。ドイツが10年で6%から16%に増え、今後10年で35%にする計画を紹介。

 飯田氏は原発に象徴される大規模なシステムに依存し、電力会社が市場を独占、国家が一元的に管理するという現状にも疑問を呈し、「小規模・分散型」のエネルギーシステムへの移行を主張している。現状を維持したいという人も結局は減らす方向に進むということ。

 なぜなら、老朽化による原発が廃炉に進む時期に突入したからだと。事故を起こした福島1号機も今年ちょうど40年だった。夏の大停電の危機説にも、「電力会社と大口需要者と結ぶ『需給調整契約』の活用と政府の後押しで、計画停電がなくても乗り切れます」と主張している。

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