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No.1429 江戸時代の教育に学び、誇る(1)

朝6時ころの西川沿い 15日(水)晴れ時々曇り。今朝は西川の土手を1時間ほど歩き、昼頃には鳥屋野潟公園内をやはり1時間ほど歩いてかなり汗をかいた。そこで気付いたのはいろんな鳥や昆虫が見られなくなってきたことである。たまたま今朝のニュースで雀が20年で半減したと。

 私の故郷燕市で燕が見られなくなったことは数年前に気付き、気になっていたが、燕が20年間に半減のニュースにはショックだ。数年前まで我が家の庭に餌を啄みにきて、犬が飛びかかろうとする様子さえあったのに、今年は一回も見ていない。

 逆にカラスは増えていると感じる。今日の歩いたコースでも前はトンボや蝶をふんだんに見たのだが、鳥屋野潟公園内の人工的に作られたビオトープの近辺でトンボと蝶を数匹見かけただけである。考えてみれば、日本農業の衰退と軌を一にしているのは間違いない。

帰りは住宅街を 今日はもう一つガックリしたことがある。実は6月のハノイ滞在中、稲盛科学アカデミーのベトナム人所長にお会いした話は紹介した。その方も関わる日本語学校に招聘され、迷いつつも決断して、11月の頭に赴任の予定で準備を進めてきた。今日断念に追い込まれた。

 日本側の窓口は鹿児島大学で担当教授も歓迎ということだったが、現地の日本人(副校長)は私が日本語教師の資格を持たないことを問題にされ、断りのメールが入ったのである。私の予定はすべて狂ってしまった。日本はやはり資格社会だなあ。

 さて、先日山形の庄内藩の藩校を見学したことで、江戸時代の日本の教育を見直す気になった。以前にも明治以前の日本の教育の素晴らしさを検証したことがあった。幕末から明治期に日本を訪れた外国人の証言からその様子を再度紹介してみたい。

鳥屋野潟公園 幕末に来日したイギリス人オールコック「イギリスでは近代教育のために子どもから奪われつつある一つの美点を、日本の子どもたちはもっている。日本の子どもは自然の子であり、彼らの年齢にふさわしい娯楽を十分に楽しみ、大人ぶることがない」(大君の都)

 19世紀初めに来日したロシア人ゴロヴニンは日本人の識字率の高さに驚き「日本の国民教育については、全体として一国民を他国民と比較すれば、日本人は天下を通じて最も教育の進んだ国である。日本には読み書きのできない人間や法律を知らない人はいない」

 アメリカ人のペリーも、街中にある本屋の店頭に多様な本が並んでおり、多くの人々がそれを求めていることに驚いている。特に女性の識字率の高さや女性独特の芸事に熟達していることにも驚いている。少々大げさな部分もあるが、世界史的には事実であった。

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