1日(金)快晴。テニス日和だった。好天気を利用して、不要になった犬小屋を壊したり、ジャガイモを植え付けるための畑を耕したり、物置の片付けなど自分で出来ることを少しづつやるようにしている。料理も今は家内に返したが、時々代わってやっている。
毎日のニュースを見ながら、どうも世間の声と私の意見のづれが気になっている。今までの自公政権時は私は政策的にはほぼ日本共産党の意見に賛同してきたのだが、民主党政権になり、民主党の体たらくがはっきりしてくるにつれ、批判を強めるのは当然なのだが,共産党は批判するだけでいいのか。
政権交代から1年経ったが、私はまだ民主党を見限っていない。例えば、子ども手当や高速道路無料化の政策に共産党は反対を強めている。テレビ討論などでも、乳幼児を抱えた母親が子ども手当より保育所をと訴えるのは当然だとしても子ども手当の必要性を説こうとしない。
少子化の歯止めに成功した欧州諸国に倣おうとするなら、子ども手当も満額、保育所の整備も、育児休暇の活用強化も要求して当たり前なほどに日本が遅れをとっているのに、子ども手当か保育所かのような二者択一の議論に乗って反対を主張している。
昨日、今日のネットニュースでは外国人に子ども手当を支給することがいかにもけしからんかの如き情報を流している。この制度を悪用して不正な受給を許してはならないが、在日外国人で税金を払っている人は当然受給資格はあるはずで、それをけしからんと・・。
そんなことを言えば、欧州やNZ在住の日本人がその国に税金を払い、日本以上の子ども手当をや保育環境を享受しているのをけしからんと非難するのだろうか。子ども手当の使い道まで詮索して、ばらまき批判を展開する日本人の感覚がどうかしているのだ。
高速道路や農家の戸別補償制度にしても農業予算を無駄な土木事業に使い、農産物の自給率を下げ続けてきた農政の転換を図ろうというのに、世界断トツの無駄な道路予算を使いつつ、社会保障を犠牲にしてきた政策を転換しようというのに、ばらまきだと。
民主党の政策が不十分なのは私も声を大にして言いたいが、問題は政策の方向性である。自公政治への後戻りは絶対に認めたくない。日本人は少々せっかちすぎないだろうか。名古屋市の問題も河村市長は大きな問題提起をしていると私はみて支持する。
今まで気付かなかったが、国会、地方議会、教育委員などの行政委員が年間を通して働いてはいないのに、月給の形で報酬を受け取るおかしさは正されなければならない。すぐボランテイアにせよとまで言わないが、根本的改革が必要だ。もし名古屋で川村市長の言っていることが実現すれば、日本は変わる。
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