• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

No.1454 北朝鮮の崩壊を願う(2)

西川沿いのコスモス 11日(月)晴れ。弥彦山までドライブし、多宝山の途中まで歩いて登った。毎日の北朝鮮からの映像をみているときらびやかに着飾った人々、近代的なミサイル、プレスセンターになった高麗ホテルの豪華さ、まるで一般的に伝えられる「飢え、電力不足、水不足」とは無縁のように見える。どっちが本当なのか。

 その答えの一端はドイツ人医師フォラツエンが見た事実だ。「99年7月6日、ピョンヤンで私を待っていたのは、おびただしい高層ビルや高級ホテルのスカイライン、旗で飾られた通り、6車線道路、いくつものデパート、餓死とはおよそ縁のなさそうな人々」

「到着後二日目は金日成の命日だった。何十万もの花束や花を入れた駕篭がブロンズ像の前に山のように積み上げられた。残念ながら、この時のフィルムは、現像所に渡した8本のうち一本は現像されず、しかも破損されて戻された。他のものが写っていたから」

多宝山から見る越後平野 私の知人の朝鮮総連新潟支部副委員長まで務めたCさんは北の招きで何回も訪朝団に加わっているが、いわば身内の人間にさえ、裏通りへの立ち寄りは許さなかったというし、常に案内人と称する監視員が付きまとって、写真を自由に撮ることはできなかったと。

「この国の『ショーウインドー』都市、ピョンヤンのレストラン、それも贅沢な大ホテルのレストランも大部分は閉まっている。料理をしようにも燃料あるいは食材が全くないからだ。そういうレストランで食べることのできる我々外国人にとっては、これは単に食べる楽しみを制限されたで済むが、この国の人々にとってはしばしば死につながる」

帰途はワイナリーでワイン「人々は苦しみ,凍え、飢えている。そして死んでいく。孤児院は子どもで一杯だ。一つの施設に470人もの子どもがいるのは珍しくない、何もかも失った子どもたち。着る物も、食べる物も、愛情も、希望も。そして、涙さえ。看護婦たちも無力だ」

 北の体制崩壊を願うのは私だけではないだろう。そうかと言って、アメリカがイラクに対して行ったやり方は最悪だ。やはり基本的には国内問題だから、北の人々が立ちあがって打倒すしかない。その動きは脱北者を中心にさまざまな努力が為されているようだ。

 もう一つは政治的、経済的に大きく依存している中国が本気で北に民主化を迫るだけで崩壊の可能性があるわけだが、中国自身が今の体たらくでは期待できない。中国自身の民主化が進めば別だが・・。拉致問題の解決も、結局は北朝鮮の崩壊が進まないと展望が開けないような気もする。

続きを読む

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045