4日(木)晴れ。昨日は元同僚の山グループに誘われて群馬県月夜野の三峰山(1123m)登山。元々は県内の山が計画されていたのだが、天候が悪いということで急遽県境を越え群馬県となった。大正解でトンネルを抜けると真っ青な秋晴れ。山慣れしたリーダーの発想は流石だ。
山の麓から見上げると台形状の変わった形だ。藪をかき分けながら登山道に至る。雑木林、唐松、見事な赤松などの林間に赤や黄色の紅葉が木漏れ日を浴びて映える。一部を除いて緩やかな登山道は途中に栗の毬やドングリ、きのこ等、さらには昔切り出された岩など変化に富んだ山だった。
台形の端から端まで歩いた感じだが、頂上に至ると沼田の町が眼下に広がった。風は冷たかったが、ラーメンやトン汁をつくり、持参したおにぎりなどで秋の山を満喫した。往復11.8キロの登山は下山時に私一人が膝にきて、今後に不安を残した。帰途は温泉につかり最高の一日になった。
先ず、国や地方議員の実態をアメリカと比較してみよう。市議会は夜開かれる。従って公務員も含め一般サラリーマンでも議員になれる。(これは欧州でも常識)傍聴者は誰でも発言できる。議員はボランテイアで、処遇はパート並み。立法に必要な経費はすべて実費精算される。
小澤問題をはじめ、日本では秘書が問題になっているが、アメリカでは立法に関すること以外で公費が支給されることはない。選挙活動には秘書は使えない。秘書が政治活動をすることが禁じられているのだ。議員の政治活動にかかった経費は公費で実費弁済が基本なのだ。
日本の国会議員の歳費は世界一で歳費2200万円の他に諸手当2000万円、3人の公設秘書給与1700万円、政党助成金300億円の配分もある。国会議員一人を養うために事務方賃金、設備費、議員年金、運転手付きの車、宿舎等の経費を入れるとざっと1億円がかかるという。
アメリカの歳費は1700万円、イギリス下院は970万円、議員の定数も昨日報道されたアメリカ中間選挙を見ても、上院100人、下院435人、日本は衆参合わせて772人。アメリカは人口約3億人、日本は1.2億人、日本の2.5倍。国土の広さは25倍分の一だ。多いか少ないかは読者の判断だ。
今年も話題になったが、国会議員や地方議員の海外視察という名の観光旅行。こんなことを認めている国はどこにもない。詳細は後日詳述するが、地方議員の報酬の高さも指摘しておこう。地方議員に支払う報酬総額(諸手当を含む)日本4090億円、アメリカ1115億円。
一人当たりの県州議員。日本2119万円、アメリカ400万円。町村を含めた平均報酬。日本680万円、アメリカ64万円。ここで注意を喚起しておきたいが、日本も戦前、旧憲法体制下では地方議員は名誉職でボランテイアだったということ。そこで井戸塀政治家という言葉が生まれた。
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