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No.1487 日本の救急体制は素晴らしい

ヘリ到着 13日(土)貴重な晴れ。本来なら今日は山の会で番屋山に登るはずだったが、膝に不安があって棄権した。でも雨続きでストレスがたまっていたので、一人で角田山に登った。何年振りかで階段の多い稲島コースを選んだ。登山中、とんでもない出来事に遭遇。

 山頂まであと500m付近に観音堂がある。新潟平野が眼下に広がる展望の利く場所で、一服と思ったら、すぐ側の登山道に人が倒れている!私より先に見つけた男女が「どうしたんですか!」と呼びかけているが、ほとんど反応がない!20人ほどの登山客がいた。

 幸いなことに、携帯の繋がる範囲で、発見者の女性が119番。救助を求める。女性:「動かしていいものか、脈がありません」とにかく平らなところに移して、人工呼吸をという指示だ。数人で抱えて平地に移動させる。体に触れたがまだ暖かいから大丈夫と思った。

みんなで見守る こういう時に応急措置をとる技術がないのが悲しい。わずかに経験のありそうな男性が救命隊の指示に従って心臓マッサージを開始。ヘリコプターと地元の救急隊を派遣したとの連絡。居合わせた全員で今か今かと空を見上げながら祈るような気持で待つ。

 40分後、ヘリコプターが現れる。しかし、そう簡単に上空には達しない。3回くらい旋回した後ようやく上空に、ものすごい風だ。ロープが下ろされ、2人の救命隊員が降りてくる。AEDをセットしたが、心電図測定後、音声で「ショックの必要なし」と。

 倒れた男性は所持していた保険証からYさん、63歳と判明。最初に発見した女性はYさんの手をさすりながら、Yさん!ヘリが来ましたよ、起きてください!と何度も呼びかけるが反応せず。ザイルのような担架が出され、そこにYさんの体を固定させる。

引き上げられるYさん 再び上空にヘリが旋回。無事引き上げる。1時間半を経てお互いにご苦労さまの声を掛け合いながらようやく解散。あとはYさんが無事であることを祈るのみ。一昔前ならとっくに諦めざるを得ない。こういう時にみんなで力を合わせられるのは嬉しい。

 誰かが「やっぱり一人で登るのは危ないわね」自分が非難されているように感じたが、一人で登っている仲間は結構いた。山頂に向かい、2時過ぎの昼食になった。ビールがいつもより美味しかった。30分ほどいて、早々に下山態勢に入る。

 観音堂には地元の消防隊員が息を切らしてかけ登って来ていた。日本の救急体制も大したもんだ。Yさんの様子を聞いたが「市民病院に搬送されたことまで聞きましたが、厳しそうですね」との話。なんとか助かって欲しいと祈りつつ下山。

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