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No.1507 北朝鮮の正体(8)

潮干狩りの貝採取の制限 2日(木)晴れ。自分自身を振り返っても、マスコミの報道を疑いもなく受け入れてきた時間が余りのも長過ぎた。特に朝日新聞は若い頃からの愛読紙で、北朝鮮報道などはほぼ全面的に信用していた。それが自分の判断を狂わせ、間違った行動に結びついた。

 自民党の機関紙、御用新聞と疑うほどの右翼的な論調で知られた読売や産経が今元気だ。世の中全体の右傾化がそれを後押ししているのだろう。自民党の国会質問はほとんど産経が頼りのようだ。民主党や小澤一郎のスキャンダル探しに躍起になっている。

 それぞれ根拠がないわけではない。読売は皇室礼賛を自認し、創業者の正力松太郎は元警察官僚出身でA級戦犯に問われた人物だ。かってサンケイグループのトップだった鹿内信隆は反朝日を公言し、組合を御用組合化し、新聞の不偏不党の放棄を宣言している。

坂の大きさ数の制限も 北朝鮮報道に限って言えば、産経は建国当初から批判的で帰国事業についても疑問を呈し続けていた。私は読もうともしなかったが、今思えば産経報道が一番正しかったことになる。どの新聞も広告収入に頼らざるを得ないことからいえば公平・公正ではあり得ない。

 さて張明秀さんの話。実は張さんには兄弟の他に姉が一人いた。幸運にして北に渡らずに済んだ。結婚した相手が韓国人で韓国に渡ったからだ。北への帰還の前、家族で韓国に帰国する計画があり、家財も売り払っていたのに船の手配がどうしてもできず断念した。

 20年ぶりに母や兄弟と再会を果たすわけだが、兄は平壌から北西の汽車で10時間の僻村の6畳が二間と炊事場に小屋のような部屋がもう一つに、母と兄夫婦に子どもが5人の8人で暮らしていた。水道もなく、近くに共同の水場。風呂も共同と聞いたが見なかった。

教会のサービス 副団長ということで9人乗りのボルボのリムジンがあてがわれた。家族との対話はできなかったことは前号で紹介した。妻の家族とも一応再会だけはできた。歓迎会と称して近くのレストランで地区の役員を入れての歓迎会があったが後日兄に請求書が来たという。

 テレビがあったと思ったら、後日わかったのだが、訪問団用に臨時に用意されたものだったと。弟は平壌市内のアパートの6畳一間と台所に妻と子ども3人の5人で暮らしていた。家族との3泊4日以外は平壌市内を引きまわされ、見学と思想教育の日々だったと。

 88年の総連脱退後、張さんが帰国者救出運動をやるということは兄や弟の家族が連行され、収容所送りになったであろうことは容易に想像できる。確認はできないが、その後一切の連絡が取れなくなっているという。容疑はいくらでもかけられる。スパイ罪とか。

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