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No.1522 マスコミへの不信

このお洒落 18日(土)曇りのち晴れ。以前は見ていた報道ステーションもニュース23も見なくなり、朝のスーパーモーニングを見る程度になった。見ながらも「どこまで真実を伝えているのか」という不信感が先に立つ。新聞を読みながらも同じことを思ってしまう。

 日々平凡な生活を送る庶民にとって、政治、経済、社会など世の中の出来事を知る手段としては新聞、テレビ、雑誌などメデイアに頼る部分は大きい。特に新聞、テレビには絶対的な信頼をおけなければ、生きていくうえでの正しい判断さえ間違ってしまう。

 人生を振り返って、北朝鮮問題をはじめ、朝鮮戦争、中国報道、ベトナム戦争等で私は判断を誤ってきた。メデイアのせいにするのは簡単だが私自身の責任は免れない。昨日読み終わった本に上杉隆著「田中真紀子の正体」もこっちが事実なら私は騙されたことになる。

こんなハイビスカスも 上杉隆氏はフリーランスで元鳩山邦夫秘書、NYタイムズ東京支局記者などの経歴を持ち、彼が書いてきた文春、新潮、朝日などの週刊誌に書いた記事をめぐってさまざまな政治家と裁判や論争を起こしてきた人物で、日本の記者クラブ制度を強く批判している。

 小泉内閣で外務大臣に就任した田中真紀子という人物の能力や人間性に当時から疑問を呈し、批判の論文を書き続けていた。だが、自分を含め、当時のマスコミ報道の受け止め方はどうだっただろうか。田中真紀子は善で外務省が悪という構図で拍手喝采していた。

 例えば中国訪問の際一泊28万円のホテルをめぐり、9万円のホテル(それでも高いと思うが)に変えさせた時も、みんな真紀子を支持した。ところが、上杉氏によればその後のアメリカ訪問では最初は政府専用機を要求し、無理だと知るとチャーター機を要求したと。

無人駅のホーム この類の話が彼の取材先、オーナーを務める新潟県長岡市の越後交通関係者、彼女の秘書、目白台の田中邸の使用人、田中家の親族への徹底取材によって延々と紹介されている。信じたくはないが、彼女の伝えられた言動を再度思い起こすと、信憑性は十分ある。

 メデイアは視聴率を上げるため、雑誌・新聞の売り上げを伸ばすため大衆に迎合し、真実を国民の目から隠す役割を果たしたのではないか。外務省は勿論、周囲が彼女の解任を求め、小泉が最後まで彼女を庇い、追い詰められて解任した事実をこの本で初めて知った。

 戦後、イタリア、フランス、ドイツなどのマスコミはナチスに協力したとして、マスコミ関係者は永久追放されたのに対し、日本は読売の正力社長がA級戦犯で逮捕(間もなく釈放)された程度で、朝日などほとんどの関係者は責任も問われず、今日に至っている。

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