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No.1548 原発はいらない(18)

*写真は昨年5月のベトナム
フエの宮城に向かう橋 14日(金)雪。天気が悪く、出かける気にもならずDVDと読書の一日になった。昨年末、ベトナムの共産党書記長を選挙で選ぶ可能性に触れた小さな記事があった。期待して見守っていたが、期待はずれで終わったようだ。中国もそうだが一党独裁に未来はない。

 昨年末「原発のゴミ」と題して17回にわたって連載した。私は勿論、原発に反対し、全55基の原発の廃炉を求める者である。原発を推進する政府や電力会社は「安くてクリーンなエネルギー」と宣伝してきたが、原発から出るゴミ処理費を加算すれば、むしろ高くつくことが明らかになってきた。特に電力会社は腰が引けてきたことは明らかだ。

 推進に熱心なのは政府である。政権交代によってむしろ露骨になっている。クリーンさも無事故を前提にした話で、ひとたび大事故を起こせば、これほど危険で汚いものはない。事故がなくとも、たまり続ける放射性廃棄物の処理方法が確立していない現段階では「地層処分」という方法によって、汚染物とその危険を子々孫々まで残すことになる。

夜のフエ 私が特に反対なのは避けがたい地震やテロの標的による大事故である。代替エネルギーがないならともかく、十分に見通しも立つ代替エネルギーがあるのに推進を叫ぶのは、日本の原発がスタート時から政治的に推進されてきたからである。

 国民のコンセンサスが得られるなら、ニュージーランドのように「反核法」を制定し、原発や原子力潜水艦の寄港さえ認めないという政策の選択もあるのだ。古い地盤の上にあり、地震のない中部以北のヨーロッパ諸国が原発の廃止や縮小に動いているのにである。

 私に手元に原子力資料情報室という日本で最も権威のある情報機関発行の「原発は地震に耐えられるか」という全国の原発の安全性について検証した小冊子がある。そのまえがきに「日本列島は、東北日本と西南日本とが別々のプレート上にあり、それぞれの下に太平洋プレートとフィリピン海プレートが無理矢理潜り込んでいることが知られている。

友人になったMさん、3児のパパ 地球を覆っている10数枚のプレートのうち4枚のプレートが日本の近海に集まっている珍しい国だと言われる。その4枚のプレートがせめぎ合い、歪みがたまり、又いたるところに活断層がある。そこに原発を建てたり、廃棄物の地層処分場を作るのは誤りとしか言いようがありません」と述べ、その危険性を指摘している。

 そうした危険を承知の上で政策の推進を許しているのは欧米の人々からみるととても信じられないということのようだ。私たちが欧州のように国民投票によって認めたわけではない。議院内閣制という仕組みを口実に認めたことにされているだけの話である。

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