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No.1573 検察の横暴を許すのは何故(7)

長袖がいれば半そでも 6日(日)晴れ。大相撲の八百長問題で大騒ぎしている。私はマスコミや世間の声とは少々違う考えを持っている。二つある。一つは八百長そのものについて。噂は昔からあったし、テレビを見ていても怪しいと思う取り組みは何番もあったが、大半は真剣だと観てきた。

 プロレスのようにすべて八百長だとわかっていても観る人はいる。私は観ない。今回、証拠をもって表に出た以上、当該者は処分されるべきだろうが、それが何故春場所の中止になったり、真面目に取り組んでいる相撲関係者に類を及ぼす発想になるのか。

 いかにも日本的ではないか。野球やサッカーなど他のアマチュアスポーツの不祥事の際の対応も、その都度私は疑問に思っていた。日本独特の連帯責任を負わせる解決法でしかない。二つ目は今回の問題の発覚の仕方に疑問を感ずる。リークしたのは検察だ。

学校の前で綿飴売り 検察問題を取り上げている最中で、すぐにピンと来た。野球賭博事件で押収された携帯の消去されたメールを復元した検察がいきなり監督機関である文科省にリークしたということだ。別件逮捕の類だ。一連の検察批判をかわそうとしてのリ―クでなければいいが。

 検察には高い倫理観が求められるのは当然だし、欧米並みの倫理規定の制定も必要だ。それ以上に権限が集中し過ぎている検察のシステムそのものにメスを入れる必要がある。欧米では一審無罪の場合は検察は控訴できない制度が大きな流れになっている。

 日本の憲法39条にも「すでに無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない」「重ねて刑事上の責任を問われない」とあるのに、最高裁が「最終的に」と解釈したために、なおざりにされているのだ。裁判員裁判も始まったのを機会に再検討すべきだ。

なんでもありの中古部品 裁判員裁判については進歩的と言われる人の中にも反対論が根強いが、私は日本の検察制度のチェック機能の面で積極的に賛成だ。検察審査会制度も同様である。審査会に至っては、小澤一郎氏はたしか創設に関与した人物だったと思うが、自らの問題には否定的だ。

 逮捕された人もあくまで判決確定までは推定無罪の扱いを受けるのだかから村木さんが受けたような扱いは違法だ。世界から非難されている「代用監獄制度」も恥ずかしい。警察署内にある留置場のことである。法では48時間までとなっているが有名無実化している。

 十日町市警察署の留置場を見学したことがある。金網越しに見た広い一部屋には何人もの被疑者がうずくまっていた。今は改善されたと思うが、あれでは江戸時代の牢獄と変わらない。最終的に無罪や容疑が晴れて釈放になるケースも多いことを考えるとなおさらだ。

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