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No.1594 日本の皇室改革が必要だ(7)

ATM 27日(日)曇り。美智子妃や雅子妃がどれほど嫁いびりにあったか、週刊誌の話題に事欠かないような話が河原氏の著書にたくさん紹介されている。氏の基本的スタンスは、国民に開かれた皇室のようで、伝統の名による因習へのさまざまな批判がなされてもいる。

 それを理解するには宮内庁という役所の組織を少々見ておく必要を感じる。宮内庁は内閣府に属し、職員は特別職52名で宮内庁長官、侍従長、東宮大夫(皇太子付き)、式部官長、侍従次長、その他天皇及び皇太子に仕える女官長、女官、侍医などがいる。

 一般職員は979人。(敗戦時は6200人余りもいた)長官官房をはじめ、宮内庁病院、侍従職、東宮職、式部職、書陵部、管理部、正倉院事務所、御料牧場などの組織からなる。その他皇宮警察官906人。予算は天皇家生活費3億400万円、活動費(宮廷費)として約59億円、皇族費約2億8千万円、宮内庁費約107億円(いずれも今年度予算から)

七輪の練炭 これを多いと見るか、少ないと見るかはさまざまだろう。もう30年も昔の生徒だが、「文化財維持費だと思えば安いもんだ」と発言してクラスメートから総スカンを食らった生徒がいたのを思い出す。それにしても皇宮警察は警察庁の部局だが、位置や数には疑問だ。

 彼らはすべて国家公務員で職名的には事務官や技官というわけだが、それでは風情がないと古臭い女官制度が残っている。例えば皇太子夫妻の身の回りの世話をする内舎人(うどねり)、女嬬(にょじゅ)調理関係の厨司、主膳、膳手、仕人(つこうど)など。

 建前上は一般人が国家公務員試験を受けて採用される仕組みになっているが、少なくとも女官たちは例外らしい。欧州の王室にも女官制度はあるらしいが、少なくとも嫁入りする妃の親族や気心の知れた友人がつけ人になることが許されているが日本は違う。

路地の古着屋 皇太子の結婚相手の美智子妃に対しては、皇后や松平信子をはじめ常盤会は上げて反対の態度をとり、結婚後も常盤会の推薦でいやいや東宮女官長になった牧野純子(58歳、男爵家)、彼女の意向で選ばれた3人の女官。何が始まるかは容易に推察できる。

 やれはしたない、手袋が短すぎる、おしゃべり過ぎ、でしゃばり過ぎ、知ったかぶりだとか、事あるごとに一挙手一投足をあげつらったのである。これでおかしくならない方が不思議なくらいだ。美智子妃が激やせで倒れ、今また雅子妃が同じ目にあわされている。1日の90%が自らの意思と関わりなく予定表に従うだけの公務。監視だらけの私生活。煩瑣な我々には理解しがたい慣習やしきたり、何のために必要なのか説得力に欠けることが圧倒的に多いのである。

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