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これから赴任される方へ:駐在の悩みどころ~帰国か、残るか、、、

3月24日(木)


最近よく聞こえてくるのが、


帰るかどうか、迷ってる!


というお母さん達の声。





インターでは、


子供の学齢が上がるにしたがって、


進学・進路のトピックは毎日の日課?


ってくらい、


それについては、よく考えるんじゃないでしょうか?




うちの場合、駐在でもアメリカ人の家庭で


日本人の家庭ほど悩む必要はなさそうですが、


メインの言語で勉強をしていない日本人のお子さんにとって、


中学、高校は重要な時期だと察します。




私が思うに、そういう時は、


メインの言語(コア言語)が日本語なのか、英語なのか


見極める事が大切なんじゃないかと思います。





娘が勉強してる内容を見ていて思うのは、


中学3年生ともなると、


ハイレベルな英語ができないと授業についていけないな、


と感じるのです。





コア言語が英語以外の子供は、


ボキャブラリーで相当なハンディがこの時点であるからです。





うちの子供達は、バイリンガル環境で小さい時から育っています。


しかし、英語で勉強を続けてきてます。


それでも、バイリンガル、


しかも日本語・英語と系列の全く違う言語のバイリンガル環境です。


ボキャブラリーは、英語のみの、モノリンガル・英語の子供と比べると


かなり差があります。


SATのボキャブラリーを見て強くそう感じました。笑 


この辺をよく押さえておくとよろしいと思います。





子供の英語のレベルは、


お母さん(日本人)が流暢な英語を話される方でも


判断が難しいと思っています。


(あるインター出身者の英文を読んで、そう強く思いました)





前にも話題にあげましたが、


アメリカ人(移民)の英語は、生粋のアメリカ人に比べると


はっきり言って、差があると思われるときがあります。


これは、インターでも言えることで、


うちの子供たちは、英語1(モノ)の子供から比べると、ボキャで負けてます。


おもしろい事にグラマーでは勝つそうです。


国文科をでてない人が、


日本語文法について外国人に説明できないのと似てますね。


なんとなく、納得がいきますよね。笑





特にインターは、環境が「インターナショナル・イングリッシュ」なので余計なのです。


今まで行った、どこの学校でも「ボキャブラリー」レベルの問題がありました。


ボキャブラリーのレベルと言うのは、使えるボキャブラリーの数です。


低いと言うのはリミテッドなボキャしか使えない、


すなわち、知ってる語彙が少ないって事です。


エッセイを書くとすぐに分かりますね。笑





インターの先生いわく、


正直、レベルが低いので先生方が努力しなければならない課題!


とおしゃってました。


それは、小学校で顕著に現れてくる問題のようです。


ご存知のように、インターは英語の話せない子供がたくさんいる中


ESLクラスを設けて、又は専属の先生をつけて、


全く英語の分からない子供と、分かる子供を一緒に教えます。


なので、英語が母国語の生粋の英国人やアメリカ人から見れば、


自分の子供の言語が危うい!と心配なさる父兄も少なくはないのです。




よく、現地(英語圏)の学校とインターを比較する、現地の方がいらっしゃいますが、


あれは辞めていただきたい!(声を大にして言いたい!)


確かに英語で勉強しますが、


現地の学校とは、全く性質が違うものですインターは。


なので、日本にあるインターを肯定的な意見だけで、他人にすすめる事なかれ!


とも思いました。





そんなこんなで、中学まで続くのですが、


進路の事を考える時に


大学はどこの国の?と考えると思います。





そんな時よく出るのが帰国子女枠のお話。


皆さんもご存知なように、帰国子女枠で受験するのは


とても有利な立場に立てるようです。


ぶっちゃけ、そんなに出来なくっても、


名前の知れた大学に入れるシステムらしいです。


まあ、有名私大、東大、京大レベルは、そうとは限らないようですが。。。





でも、私はここが 危 険 ! と思うのです。


帰国子女枠の事だけで、


先にあげたコア言語の事を無視して


計画をおし進めると、思っていた結果と違う事が


起こる可能性があるんじゃないか?


と思うのです。





というのも、中学から編入してくる子供の中で、


英語で苦労し、本来優秀な子供なのに、


いい成績をなかなか取れない子供も出てくるからです。


受験期の高2までに何とかなればよいでしょうけど、


時間的にかなり難しいだろうと想像できます。





ぶっちゃけ、私はこう思います。


私んちは日本人家庭でないのでシュミレーションで考えた思いですが。。。




全く、英語で勉強した事のない中学生の子供をインターに連れて行き、


説明では、うちではESLがあるのでサポートしますって言われるとします。


実際、そうですし、何とかなるように思えます。(この時点で)


で、入学。


相当、英語で困っていますが、時間が解決してくれるものと信じて、


1年、2年と時が過ぎます。


そろそろ、高校・大学をどっちにするか。。。って悩む時期になるわけです。


その間、時間だけではなく、相当なお金もかかっていると思われますし。。。




学校は確かに、サポートをしてくれてます。が、それだけであって、


決断を下すのは、子供と子供の家族なのです。(重要ポイント)


なので、学校任せにするには、あまりに恐ろしいと思うのです。


私だったら、もし長くステイしたいと思うなら、


早い時期に英語のレベルを上げる努力(家庭教師を雇うなど)をすると思います。


そこから1年、その進行具合で次の予定を決めると思います。


忘れてはいけないのは、英語で勉強していると言う事です。


英語がだめだと、すべてが「沈」なのです。





成績表のうわべだけを見るのではなく、


この子にとっては、どちらの言語で考えるほうが得意なのか?


というのを、見極める必要がある時期が、


中学・高校ではないかと思いました。




しかし、


それでも海外で勉強する経験が大事!


と思う方もいらっしゃると思います。


冒険するのも、一概に悪いとは思ってません。




海外に赴任するって事は、


「美味しいとこ取り」だけではないと言う事ですよね。


苦労のほうが多いんじゃないかな。





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